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GREENSLEEVES RELEASE 2013 MAY
05/28 update
01. VPGS5221 BEST SO FAR / KATCHAFIRE
02. VPGS5228 RAGGA RAGGA RAGGA! 2013 / VARIOUS ARTISTS
03. new! 『RAGGA RAGGA RAGGA! 2013』全曲紹介&解説!


VPGS5221

BEST SO FAR
KATCHAFIRE

VPGS5221 / IMPORTS
US現地5月21日発売

ハワイをはじめレゲエ・シーンを中心に地域を超えて絶大なる人気を誇るニュージーランド出身のKATCHAFIREの待望の世界本格進出作/ベスト盤が登場! 太平洋を制覇した勇者達のポップでアイリーなレゲエ・サウンドが遂に世界進出! 要注目作!


 KATCHAFIREはニュージランド出身の7人組のレゲエ・バンド。97年に結成、03年よりアルバムをリリースしてきた実力派で、ニュージランドだけではなく、ハワイを中心としたレゲエ・シーンを中心に地域を超えて絶大な人気を獲得しています。

★周知の通り、ハワイには以前に「ジャワイアン」と称された特有のレゲエとカルチャーが存在しており、そのラヴァーズ・ロックを主体とした陽明でポップなルーツ・ロック・サウンドと世界観は、現在ではハワイで最もポピュラーな音楽として定着、HOT100他の専門ラジオ局が存在して、数多くの大型フェスも開催されています。THE GREEN、J-BOOG、FIJI、ECOLE、ANUHEA、IRIE LOVE他、数多くの地元出身のスターも存在してシーンも形成されており、THE GREENのようにUS全土でスターへと勝ち上がったり、J-BOOGのようにジャマイカ・シーンとリンクして世界的に活躍するスターが登場したりして、近年はローカルではなくてワールド・ワイドに注目されています。

★特にハワイ出身でその影響を強く受けているBRUNO MARZの世界的な成功や、レゲエの「本家」ジャマイカのアーティスト達、MORGAN HERITAGE、TARRUS RILEY、LUKIE D、ZIGGY MARLEY等も現地アーティストとコラボしたり、現地シーン向けの曲をリリースしたりしていることで、注目度は世界的にさらに上昇としていると言えます。

★そして、このハワイを拠点としたレゲエ・ムーヴメントを拡大させているのは、ハワイ出身のアーティスト達だけでなく、先日に来日を果たしたUS西海岸のCOMMON KINGSや、このニュージーランド出身のKACHAFIRE等、ハワイを中心とした太平洋沿岸のアーティスト達の存在も大きいです。


 KATCHAFIREは現在にニュージーランドで4枚のアルバムを現地メジャーでリリースして活躍しているだけではなく、ハワイのシーンやムーヴメントの中核を担う存在として現地フェスでヘッドライナーを務めるほどの確かな人気を獲得しており、ハワイへの注目度が高まる中でその人気と知名度は世界へと広がっています。特に近年ではヨーロッパでの人気が高く、こうした現状を踏まえて、UK拠点のGREENSLEEVESが獲得に動き、同レーベルの親会社であるVP RECORDSから本格世界進出盤となる本作をリリースするに至っています。

 本作は世界本格進出盤として、「Irie」「Groove Again」「Seriously」「Get Away」「Sweet As」「Love Letter」「Who You With」他、06年以降近年のヒット曲を中心とした『今までのところのベスト・アルバム』といった内容となっています。ニュージーランドを拠点としつつも、ハワイ・シーンを中心に世 が魅力です。

 本作は日本でも着実に需要と人気が高まり定着しつつある「ハワイ・レゲエ」のファンを中心に、幅広いレゲエ&音楽ファン層にアピールした作品で、特に現状配信を中心とした市場の中で求められていた同シーンの人気バンドのCD作品として強くアピールすると考えています。完全新作ではなく、これまでのヒットを集めたベスト盤の内容も既存のファンだけではなく、多くのファンの「入口」として求め易い作品です。


■ SONG LIST
Producer(s) : VARIOUS
01. IRIE
02. LOVE LETTER
03. WHO YOU WITH
04. GIDDY UP
05. ON THE ROAD AGAIN
06. SAY WHAT YOU'RE THINKING
07. GET AWAY
08. SERIOUSLY
09. COLLIE HERB MAN
10. I AND I
11. FRISK ME DOWN
12. GROOVE AGAIN
13. MEANT TO BE
14. SENSIMILLIA
15. WORKING
16. SWEET AS

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VPGS5228

RAGGA RAGGA RAGGA! 2013
VARIOUS ARTISTS

VPGS5228 / IMPORTS
US現地5月28日発売

『RAGGA RAGGA RAGGA!』本年度作登場決定!今年もジャマイカ・シーンの現場に密着したハードコア&リアルなダンスホール/レゲエ・ヒットを厳選!挑戦と進化を続けるジャマイカ・シーンの最新&最先端を真空パック!強くて固くて太いのが欲しいならコレ!


 『RAGGA RAGGA RAGGA!』はGREENSLEEVESの老舗・定番・鉄板ダンスホール&レゲエ最新ヒット・コンピレーション・シリーズ! VP RECORDS傘下に参加後も継続してリリースされている世界のレゲエ・シーン&マーケットを代表するシリーズ! その毎年リリースされている人気シリーズの本年度作が今年も登場決定! 

 『RAGGA RAGGA RAGGA!』は、「Cutting Edge Of Reggae Music」のGREENSLEEVESのスローガンの通りに、常にジャマイカのダンスの現場で人気を集める最新のヒット曲だけを厳選して、その最新と最先端を世界に伝える役割を果たしてきていますが、昨年度はGREENSLEEVESの拠点であるロンドンで五輪が開催されることと、「ジャマイカ独立50周年」を記念して特別内容の企画作としてリリースされましたが、本年度作は従来の路線に完全復帰です! リアル&ハードコア視点選曲! ジャケットのエロ・モデルも健在! X指定上等! 本場ジャマイカの現在を、挑戦と進化を続けるシーンの今を、旬なヒット、アーティスト、ヴァイブスを知るのに最適! ハードコアなファンには勿論、強くて固くて太いのが知りたいビギナーのサンプラーとしても最適&便利&お得!

★本年度作はメジャーからの本格世界進出が噂されているシーンのトップ・スター、MAVADOを連射! 「It Ain't Easy」「At The Top」「Box Of Money」と“ゲットーの神”の最新ヒットを三発収録! さらに昨年の「Do Sumn」でUSマーケットにも食い込んだKONSHENSも「So Mi Tan」と、自身のクルーのDARRIOとの「Gyal Sidung」の二発収録! 昨年にブレイクしてそのゴシックでダークな世界観で物議を呼んでいるV系スターのTOMMY LEE、そのライヴァルでパーティー小僧のPOPCAANの最新ヒットも有! 現行ダンスホール・シーンを賑わしているスターと問題児達が勢揃い。塀の中から帰還したBUSY SIGNALも勿論、エネミー&ヘイターズへの直球反撃メッセージ・チューンの連続投下で話題となっているSTEPHEN "DI GENIUS" McGREGORも有! 現在二度目の勝ち上がり最中のIDONIAも有! さらにI-OCTANE、GYPTIAN、ROMAIN VIRGO、DEMARCO等、日本でも人気のシンガー達の最新ヒットも有!

★ジャマイカの日常をベースにしたハイプもエゴもエロもナンセンスも、コンシャスでポジティヴなメッセージも詰まった各曲の歌詞も聴きどころで、何よりも進化を続ける最新のダンスホール&レゲエのリディム・トラック&サウンドに要注目! 本場ジャマイカ・シーン今の今の今が凝縮された濃厚濃密強力内容!


関連シリーズ
RAGGA RAGGA RAGGA! シリーズ


RAGGA RAGGA RAGGA!
01. SUFFER TOO LONG - I-OCTANE
Producer(s) :ADRE "DJ FRASS" GORDON for FRASS PRODUCTIONS
「バビロンは女、子供にも容赦しない。増税、貧困、そして空からは雨だけでなく銃弾も降り注ぐんだ。人生が楽じゃないのはわかっていますが、神よ、もう十分苦しんだのではないでしょうか?」燃えるハイオク男I-OCTANEがゲットーの心の叫びを代弁し神に祈りを捧げた内容。内容とは裏腹に重苦しさを感じさせない曲調も苦しむ人々の癒しになっているのかと。

02. STRUGGLE - DI GENIUS
PHOTO Producer(s) :STEPHEN "DI GENIUS" McGREGOR for DI GENIUS PRODUSTIONS
「9時-5時で働いても食べ物を買う金が無い。ベッドも買えないからダンボールの上で寝ている人もいる。そんな現実を口にするだけで胸が痛むよ。でも神が絶対に見殺しにする筈が無い、だから今は辛くても神を信じる気持ちを忘れずに救いの日が来るまで生き延びよう」と上記同様にゲットーの人達の気持ちを代弁し気持ちを向上させるのも成功者の使命だと歌うキャリアは長くてもまだまだ23歳の天才。若いのに立派だなー。

03. IT AIN'T EASY - MAVADO
Producer(s) :STEPHEN "DI GENIUS" McGREGOR for DI GENIUS PRODUSTIONS
「俺は貧乏な家で生まれたがプライドは捨てちゃいないぜ。そして幸いにも歌の才能を神に与えられた。どんなに険しい道でもこの才能で這い上がるんだ。俺を評価できるのは神のみだ。」とギャングスタ全開の頃に比べてだいぶ大人に成長。MAVADO、KARTEL、そしてその次世代のAIDONIAなどBOUNTY親分の周りでワーキャーしていた若手が、今では自身の若手を連れて成功する姿を短期間で味わえるのもダンスホールの醍醐味の1つ。

04. SO MI TAN - KONSHENS
Producer(s) :DAVID & CRAIG HARRISINGH for DASECA PRODUCTIONS
オールド・ダンスホールが香るビートに乗せ、「俺は若い頃から金を稼ごうと切磋琢磨していたんだ。無駄口叩いて時間を潰すのは後にして、今はトップに昇り詰めることが最優先だ。俺は人の真似なんてしないぜ、俺の後ろに人が続くのさ。」と曲名であるSO MI TAN(俺のやり方)の通り自分のスタイルについての定義を歌った曲。国民全員が日常的に歌を歌っているような国でトップの座を手にするのはいかに大変かが伺えます。

05. AT THE TOP - MAVADO
Producer(s) :EVERTON MINOTT for ARMZ HOUSE RECORDS
「これは俺からゲットーの若者たちへの教訓だ。俺の成功を拒もうとする奴がいるが俺は争いよりも金を選ぶぜ。巷の話題は俺らのことばかりだ。お前ら、せいぜい俺を恨むのが精いっぱいだろ、それ以上何も出来ないのならサッサと諦めてどこかへ消えな。」と3曲目同様、あんなに切った張ったな歌詞を書いていたMAVADOが金持ち喧嘩せずと大人の対応にまで成長〜。

06. BOX OF MONEY - MAVADO
Producer(s):JORDAN McCLURE & DAVID HAYLE for CHIMNEY RECORDS
なんとコンピなのにMAVADO3回目の登場。収録アーティストと曲の内容の偏り=その時代の流行や国の状況、景気までもが読み取れるのが『RAGGA RAGGA RAGGA!』の魅力。「金を稼がないなら生きている意味が無い。数えきれないほどの金を積み上げるんだ。俺は60歳までに稼ぎまくって勝ち逃げするぜ、将来若い女と歩き、散財しまくってる80歳の俺を見かけるだろうよ。若者よ、これ位の大志を抱け。」ワルの美学を崩すことなく若者を正しい道、生き延びる道へと導く姿にシビれる一曲。

07. RUN ROAD - AIDONIA & DIABLO
Producer(s) :ADRIAN WINT for HIT CITY RECORDS
AIDONIA率いるJOP軍団の若手DIABLOをフィーチャリングしたストリート・アンセム。
A:「髪とヒゲを整え、両耳にダイヤ、俺は安物なんて身に着けない、全身黒でキメて街に繰り出すぜ。」
D:「俺はクラークスを履き、コロンをつけ、街に繰り出すぜ。」
A:「俺が誰だかわかっているだろ、この街を仕切るJOPのボスだ。高級車を転がし街中の女が振り向くぜ。」
D:「アロマの香りがする?それは俺のコロンの香りだぜ。」
A:「女は皆俺を神からの贈り物のように大事に扱ってくれるぜ。」
D:「どうだ、香るだろ?このはじける様なコロンの香りが。」
頑張れDIABLO!

PHOTO
08. GYAL SIDUNG - KONSHENS & DARRIO
Producer(s):CONROY FORTE for WASHROOM ENTERTAINMENT
もはやSOJAH時代に触れなくても知名度を確立したKONSHENSと若手コンテスト上がりのDARRIOによる「もっと腰を落としてくれよ、そうそのままの格好でワインだ。それ以外にも色んなポーズを取ってくれてもいいぜ。そして俺の上でケツを振ってくれよ。」とダンスホールのお約束を歌う疾走感と音の抜けが気持ち良いワイニー・チューン。

09. NON-STOP - GYPTIAN
Producer(s) :RANDAYNE "J4" JAGAN AND SHOMANI "DJ KITT" HAYLES for JK4 MUSIC GROUP
「ギャル、チクタクと腰を回してワインしてくれ。もうすぐ6時だ、就業の合図と共にハメを外そうぜ。主導権は君にあげるから俺とどうしたいか言ってくれよ。将来俺の子供を産んでくれるんだろ?だったら何度でも君を喜ばせるぜ。」ただの女好きというだけでなく、子孫を残すことにステータスを持っているところもブラック・カルチャーならではの特徴。

10. NO DIRT - DEMARCO
Producer(s) :ADRE "DJ FRASS" GORDON for FRASS PRODUCTIONS
「ほら、お酒を一度カウンターに置いて体を動かしてくれよ、俺にニューダンスとワインを見せてくれ。君は誰もが認める汚れとは無縁な最高な女さ。」貧困やガメつい側面を持つジャマイカでは清潔、人の洋服(銃も然り)を借りない、という日本では当たり前の事ですらアピール・ポイントに。こちらもカルチャー・ギャップを楽しめる一曲。

11. PARTY NON STOP - POPCAAN
Producer(s) :LINTON "TJ" WHITE for TJ RECORDS
「まるで映画のシーンのようなヤバいパーティーの始まりさ。馴染みの連中からinstaのフォロワーまで勢ぞろいだ。銃声よりも大きな音で騒ごうぜ。俺はハイグレード、ウォッカ、キャワイイ女子に囲まれ死ぬまでパーティーするぜ。」と次世代パーティー野郎は相変わらずご機嫌の様子。このパーティー・キャラが個人的にどうしてもオリラジの藤森氏とカブります。

12. RUN OUT - TOMMY LEE SPARTA
PHOTO Producer(s) :LINTON "TJ" WHITE for TJ RECORDS
「俺はADDIの教え通り、ナマイキな奴の頭を銃で吹っ飛ばすぜ。俺の14口径からは絶対に逃げられない。相手が誰であろうとも車で近寄りズドンだ、そしてトドメは火炎瓶を投げ込むぜ。」“銃で頭を吹っ飛ば”という表現はバッドマン・チューンの歌詞で頻繁に見るのでそろそろ慣れて来たけど(それもどうかと思うけど、、、)火炎瓶を投げるという表現は斬新ですね。


13. NO SCARY MOVIE - ROMAIN VIRGO
Producer(s) :JUSTIS ARISON for JA PRODUCTIONS
「誰々がワルかなんてどうでもいいんだ。君もホラー映画やハロウィンじゃないんだから怖い顔をしても意味が無いよ。信仰心ある者を脅すことは出来ないし神を信じている人は皆勇敢な気持ちの持ち主なんだ。吸血鬼を退治するのだって十字架が効果的だって昔から言われているだろう?だからそんな銃で殺すとか大げさな事言われたら笑われちゃうよ。」とこんなポジティブかつ皮肉な返しがあったのかと目からウロコ。

14. BAD UP WHO - BUSY SIGNAL
Producer(s) :DJ KARIM & BLACK JESUS for STAINLESS RECORDS / DIN BIGGS
「バッドだって?お前それは誰に対して言ってるんだ?お前のどこを指してそう言えるんだ?おい、お前に言ってるんだよ。誰が誰をボコるって?どうやってだ?目を見て答えてみろ。俺は順を追って説明出来るぜ、ギャングスタとして生き延びるには偶然や格好だけじゃやっていけない。それに若い奴らを向上させるっていう責任だってあるんだ。」と調子に乗った奴を理論的にガン詰め。


TEXT by TRIDENT from MIDNIGHT ROCK

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