WAYNE SMITH

Under Me Sleng Teng – 7INCH
- RELEASE DATE
- 2025/08/08
- LABEL
- KING JAMMY’S / VP RECORDS / GREENSLEEVES
- CATALOG
- 輸入盤7INCH : VPGS7119.7
SLENG TENG RIDDIM 40周年記念!!
輸入盤・特別7インチ商品!!
1985年にKING JAMMY〈JAMMY’S〉のスタジオでWAYNE SMITHとNOEL DAVEYが日本製電子楽器カシオトーンMT40に内蔵されていたプリセット「ROCK」を発見して生まれたアイディアをもとにKING JAMMYと共に制作した初のフル・デジタル(打ち込み)リディム=SLENG TENG。同リディムで制作されたWAYNE SMITH「Under Me Sleng Teng」から名付けられたリディム。
そのWAYNE SMITH「Under Me Sleng Teng」の大ヒット、また〈JAMMY’S〉から次々とリリースされた同リディム制作曲が大ヒットしたことでSLENG TENGの人気は大爆発。
それを受けてシーンは一変、〈JAMMY’S〉に追随して各レーベルがそれまでのライヴ・レコーディング(バンドによる生演奏でリディムを録音・制作)からデジタルへと移行、それまでのレゲエ、ダンスホールのサウンド=音色が一気に変容することに。
サウンドだけではなく、デジタルによって制作費がライヴ・レコーディングよりも軽減されることで新たなプロデューサー&レーベルが急増し、新たなアーティスト達も急増していくことに。また、制作時間もライヴ・レコーディング軽減されることでリリース量も急増してシーンの勢いも一気に加速することに。
さらにデジタルによるそれまでにはない表現&スタイルも生まれ、各プロデューサー&レーベルによる新たなアイディア、クリエイティヴィティ、ヒットとトレンドのコンペティションも加熱し、シーン全体に猛烈な熱気が生まれることになった。
そのシーンの大きな変化のきっかけとなったことでSLENG TENGは記録&評価されるだけではなく、現在までも数多くの楽曲がSLENG TENGで制作されていたり、幾つものリメイク・リディムを作られているなど、時代を超えた「怪物リディム」としてジャマイカの音楽の歴史の一部に大きく存在し続けている。
そして、この1985年のSLENG TENGによってシーンがデジタルへと大きく転換・移行したことを「デジタル革命」と呼び、その中心に立ち牽引し続けたのはKING JAMMY〈JAMMY’S〉とされている。SLENG TENG移行も〈JAMMY’S〉からは続々とデジタルによるヒット・リディムが登場したことでその革命は成就する。
その〈JAMMY’S〉による「デジタル革命」を支え、数々のヒット・リディムを手掛けたWYCLIF JOHNSON、CLEVELAND BROWNE、BOBBY DIXON等は〈JAMMY’S〉での成功を受けて後に独立、WYCLIF JOHNSONとCLEVELAND BROWNEは〈STEELY & CLEVIE〉を、BOBBY DIXONは〈DIGITAL-B〉を設立し、そのデジタルなサウンドで90年代の世界的ダンスホール・ムーヴメントの中心的な役割を果たすことになる。SLENG TENGの成功はそれ以降のダンスホールに多大な影響を及ぼし続けている。
本商品は7インチ・レコード。輸入盤。
WAYNE SMITH「Under Me Sleng Teng」とKING JAMMY STUDIO BANDによる同曲のリディム「Under Me Sleng Teng Version」を最新リマスターで収録したSLENG TENG40周年記念・特別再発盤。特製スリーヴ付。
8月8日・VP RECORDSから限定リリース。
1
Under Me Sleng Teng
WAYNE SMITH
2
Under Me Sleng Teng
– Version –
KING JAMMY’S STUDIO BAND
Producer
KING JAMMY
For JAMMY’S
輸入盤7INCH = 2曲収録